みなさん、こんにちは!今回は、財形貯蓄がどんな人にオススメできるかを記していきます。ぜひ参考にしていただければと思います。
・財形貯蓄の利用を検討中の人
財形貯蓄については過去に紹介していますので、財形貯蓄の仕組みや3つの種類について知りたい人はこちらをご覧ください!
財形貯蓄とは?(一般財形・財形住宅・財形年金の3種類を解説)私も財形貯蓄を利用しています!
目次
1.財形貯蓄の特徴
〇給与天引きで貯められる
〇職場で手続きができるので、銀行窓口に行く必要がない
〇財形住宅・財形年金は使用目的が限定されているので、無駄遣い防止になる
×利率が低いので、増えづらい
×使用目的が限定されている種類もある
他の貯蓄・投資との比較して、財形貯蓄の一番のメリットは給与天引きで貯められることです。最初に制度利用開始の手続きをすればあとは自動的に積み立ててくれます。また、積立額の変更も職場で手続きができるので、銀行に行く手間が省けます。財形貯蓄は3種類用意されており、貯蓄目的に応じて使い分けることができます。一般財形は自由にお金を引き出すことができます。財形住宅・財形年金はお金を引き出すのには要件を満たさないといけないので、目的を明確にしてお金を貯めるのに向いています。
「マイホームの購入資金を貯めたい!」「老後のためにお金を貯めたい!」という方は財形住宅や財形年金を利用を検討するのがよさそうだね!
財形貯蓄も他の預金商品と同様に利息がつきます。財形住宅・財形年金の場合は利息に税金がかからない(※金額上限あり)というメリットはありますが、現状利率はかなり低い状況なので、利息が非課税というメリットは薄いです。
2.財形貯蓄の利用をオススメできる人
①お金が手元にあると浪費してしまう人
給料やボーナスが振り込まれるとついお金を使ってしまい貯められないという方は、財形貯蓄の利用をオススメします。財形貯蓄は給与天引きで積み立てられるため、口座に振り込まれた分を使い込んでしまっても貯蓄を貯めることができます。特に財形住宅・財形年金はお金を引き出すのに要件が必要なので、財形貯蓄から取り崩して無駄遣いする心配もありません。
②こっそり貯めたい人
家族でお金を管理していて自分の小遣いが少ない方には、一般財形がオススメです。給与天引きされるため、家族のもとには届かずに自分用に貯蓄することができます。一般財形であれば自由にお金を引き出せるので、もし小遣いだけでは足りないという方はぜひ検討してみてください。
一般財形は、金融機関によってはインターネットバンキングでお金を引き出すこともできます!
③手続きが面倒だと感じる人
財形貯蓄の場合、手続きは原則職場で完結します。多くの社会人は日中に銀行の窓口に行くのは難しいと思いますが、財形貯蓄であれば職場で手続きができるので、銀行に行く手間も省けます。また、最初に利用開始の手続きをしてしまえばあとは自動的に天引きされるので、面倒な手続きを最小限にしてお金を貯めたい人にオススメです。
(参考)財形貯蓄の利用をオススメできない人
・資産運用等を利用して、リスクを取ってお金を増やしたい人
・お金の管理がしっかりできる人
財形貯蓄は利息がわずかしかないため、投資のように増やすことはできません。お金を増やしたいという方は財形貯蓄とは別の制度・商品の利用を検討してください。
また、給与天引きされなくてもお金を貯められる方は、わざわざ財形貯蓄を使わなくてもよいと思います。わずかな差ですが、定期預金等他の金融商品も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、財形貯蓄がどんな人にオススメできるかを紹介しました。
・手元にお金があると、ついつい使ってしまう人
・内緒にこっそりお金を貯めたい人
・手続きが面倒だと感じる人
・リスクを取らずに確実にお金を貯めたい人
以上、参考になれば幸いです。