今回は、定年を迎えるために今からできる対策として私が実践していることを中心に紹介したいと思います。
個人的には、ただ待っているだけでは一生定年は来ないと、悲観的な考えを持っています。
目次
1.定年に対する個人的な考え-何も対策をしないと定年は来ない⁉
①定年が60歳から引き上げられる
ほとんどの職場で定年があると思います。定年年齢は、現在は60歳が多いようです。しかし、将来も定年年齢が60歳のままとは限りません。2022年4月から高年齢者雇用安定法が改正され、65歳までの雇用確保が義務化されます。この法改正により、定年を65歳に引き上げる職場もあるようです。
定年年齢は時代とともに変化しており、昔は55歳だったようです。今後も定年の引き上げは起こる可能性があり、将来は70歳以上まで働いてようやく定年を迎えることになるかもしれません。
②老後資金が確保できない
数年前に、老後資金には2,000万円必要というニュースが話題になったことを覚えている方もいらっしゃると思います。定年を迎えて職場をやめることになっても、老後の生活資金が不足している場合は退職後も働いて稼ぐ必要があります。老後資金が貯まらなければ、一生働く必要が生じてしまいます。
このように、定年年齢の引き上げや老後資金の確保という問題がある中で定年を迎えるためには、自分で定年年齢を決めそれに向かってコツコツと老後資金を貯める必要があると考えています。
私は、死ぬまでずっと働くのは嫌なので、遅くとも60歳には定年を迎えられるようにできる対策を実践しています!
2.定年を迎えるための対策
①投資・運用
まず1つ目は、投資・運用です。私はインデックス投資を中心に運用しています。投資は長期的な視点で実行するものなので、老後対策として若いうちから始めるとよいと思います。
後述する財形年金・iDeCoと比較して、投資は税制面で不利なことが多いです。そこで、NISAや積立NISAを利用して投資するのがオススメです。特に初心者にオススメなのは積立NISAです。どれに投資するかを決めれば、後は毎月定額が投資されていくので金融商品を買うタイミングを考える必要がありません。相場が将来上がるか下がるかわからないという方には積立投資が無難だと思います。
私も積立NISAを利用しています!
②財形年金
2つ目は、財形年金です。財形とは、給与天引きで貯蓄できる制度で、手元にあるとつい浪費してしまうという方にオススメです。
財形年金は利息がほとんどつかないので、資金を増やすという点では向いていません。リスクを取らずに着実に貯めたいという方には財形年金の利用がオススメです。
私も財形年金は少額ながら利用しています。
③iDeCo(個人型確定拠出年金)
3つ目は、iDeCo(個人型確定拠出年金)です。iDeCoとは、自分で運用する私的年金のようなものです。自ら掛金を拠出し、投資対象の商品を選んで運用します。税制上の優遇も多く、
・掛金として拠出した分は所得控除できる
・運用により生じた運用益は非課税となる
・受け取る時も所得控除の対象となる
といったメリットがあります。
反対に、iDeCoのデメリットは、60歳にならないとiDeCoで運用した分を回収できない点です。また、運用するので当然損をするリスクもあります。現在や近い将来の生活資金を確保でき、リスクをある程度取ってお金を増やしたい人にオススメです。
まとめ
今回は、定年を迎えるために今からできる対策を紹介しました。
・投資・運用
・財形年金
・iDeCo
人によってライフプランは異なると思いますが、参考になれば幸いです。