みなさん、こんにちは!ふりーでんです。今回は就職活動中に企業を調べるときの企業説明会でのポイントを紹介します。企業説明会のよくある形式は、まずその企業の採用担当の社員が説明をし、その後に就活生からの質問コーナーが設けられているパターンです。また、若手社員との座談会がある企業もあります。今回は採用担当の説明、質問コーナー、座談会の3つに分けて紹介しますので、参考になれば幸いです。
目次
1.採用担当の説明
企業説明会では、企業の採用担当から説明から始まるパターンが多いので、まずは採用担当の方のお話をよく聞きましょう。説明会では、その企業の業務概要や入社後の人事、採用スケジュールについての説明があります。就活サイトに書いてある内容と重なる部分も多いですが、直接説明をきくメリットは次の3つです。
①理解度が高まる
就活サイトでたくさんの企業ページを見ていると、どうしても流れ作業になりがちです。しっかりその企業のことを知りたいと思ったら、企業説明会に参加して実際に話を聞くことがおすすめです。相手から直接話をきく方がその企業への理解度は上がります。もちろん、すべての企業説明会に参加するのは難しいので、まずは就活サイトで広く浅く調べて、その中で志望度の高い企業があれば企業説明会に参加しましょう。
②企業がどの項目を重視しているかわかる
就活サイトではどの企業も同じフォーマットで書いてあると思います。同じフォーマットで書いてあると企業同士の比較がしやすいという長所がある反面、その企業が重視している項目や強調したい項目がわかりづらいという短所があります。企業説明会ではその企業の社員が直接説明するので、重視したい項目や強調したい項目を重点的に説明してくれます。
③採用スケジュール・採用試験の内容を具体的に説明してくれることがある
採用スケジュールや採用試験の内容については就活サイトにも記載はあると思います。しかし、企業説明会の方が詳しく説明してくれる印象があります。また、就活サイトに載せる時点では詳細が決まっていなかったために載せられなかった可能性も考えられます。エントリーを考えている企業については、企業説明会に参加することをおすすめします。
2.質問コーナー
私が就活をしていた際に考えていた不安が、
・「質問は絶対にしないといけないのか」
・「質問をした方が有利に働くのか」
です。結論から言うと、参加人数の多い企業説明会では質問をしなくてもよいですし、質問をしたからといって内定がもらいやすくなることもなさそうという感じですが、質問はある程度考えて参加した方がよいと思います。
私の場合は、基本姿勢としては企業説明会では質問はしませんでしたが、内定をもらうことはできました。ただ、企業説明会の後半でグループごとに分かれて、若手社員と就活生の座談会が行われることがあります。その場合は参加人数も少ないので質問をするようにしていました。
企業によって形式が異なるので実際に参加してみないとわかりませんが、私は質問はいくつか考えて参加するようにしていました。私が座談会用に用意していたのは、
・「一番大きな失敗は何ですか」
という質問です。この質問のいいところは、なんといってもどの企業でも使えることです笑 もちろんその企業の採用ページを見て感じたことや実際に説明会をきいて思いついたことを質問するのがよいと思います。しかし、中には質問が全く思いつかないという企業が出てきます。そういった時のために、どの企業に対しても使える質問を1つ用意しておくとよいでしょう。
3.座談会
座談会では実際にその企業で働いている社員からお話を聞くことができます。座談会でチェックしたいのは、職員の雰囲気です。座談会で話すだけでは正直ほとんどわかりませんが、中には就活生の質問に親身になってきいてくれる社員もいらっしゃいます。反対に、この人とは相性が悪いと感じる社員と当たることもあります。実際に入社したことを考えて、「この先輩社員とは仕事したくないなぁ…」と感じる職員であればその企業は自分に合わない可能性が高いので、そういう目線で座談会に話すとよいでしょう。
相手が採用担当ではないと少し質問しにくいことを質問してしまうこともあると思います。ただ、質問する内容には十分注意しましょう。例えば、「給料はどのくらいですか?」のような質問はしない方がよいです。採用担当の方も見回りをしているので、悪い意味で目を付けられる可能性が高いです。また、座談会に参加している若手社員の方も総務部門(採用担当)の前でもあるので、答えづらい質問も当然あります。相手の社員の立場も考えて、答えやすい質問を用意するのが無難です。
まとめ
今回は企業説明会でのポイントを3つ紹介しました。
・採用担当の説明はしっかり聴く!
・質問は用意しておく!ただし、内容には十分注意すること!
・座談会ではその職員・職場の雰囲気を意識して交流しよう!
以上、参考になれば幸いです。