みなさん、こんにちは!ふりーでんです。今回は、ゼミやサークル活動でがんばったことを面接や履歴書で説明するときのポイントを紹介します。私は大学のゼミでがんばったことを面接で話していたのですが、その時に意識していたことや実際に受けた質問をベースにまとめたいと思います。
1.何をがんばったか
2.自分はどのような役割だったか
3.最終的にどのようなことを得られたか
おまけ(面接での戦略)
目次
1.何をがんばったか
まず、がんばったことを具体的に説明しましょう。私の場合だと、
×「大学のゼミ活動をがんばりました。」
○「大学のゼミ活動において、3人グループで論文を執筆し文化祭で発表しました。」
というイメージです。1つのイベントに絞って、それに対してがんばったということを先に示し、その後にどういうことをしたかという説明をつけ足して話を膨らませていくとよいと思います。他にも、「所属していたグループ・アルバイトの課題を解決しました!」のような組み立てもできます。重要なポイントは、イベント・課題は1つに絞る、ということです。「せっかくいろんなことをがんばったからすべてアピールに使いたい!」という方もいると思いますが、複数のことを説明しようとすると、
・1つのエピソードが薄くなってしまい印象に残りにくい
・複数のことを限られた記載欄・面接時間でまとめるのは難しい
・エピソードが多い分いろいろな質問を受けやすい
といったデメリットがありますので、個人的にはおすすめしません。また、回数をこなすことで説明が上手になるので、1つのことに絞って説明を続けていくのがよいと思いますが、器用な方は志望業界によってエピソードを変えるというのも戦略の1つだと思います。
2.自分はどのような役割だったか
私の面接で多かった質問は、「あなたはどのような役割でしたか?」や「グループでの役割分担はどうなっていましたか?」というものでした。面接官は入社した時にどのように働いてくれそうかという目線で面接をしてくるので、自分がそのグループでどのような役割だったかを説明できるようにしておきましょう。この時のポイントは、
・自分がどの役割を担っていたか
・具体的にどのような行動をしたか
・それがグループにとってどのように役に立っていたか
を説明できるようにしておくことです。また、私の場合は3人グループだったので、ほかの人の役割も含めて役割分担がどうなっていたかまで質問されることがあります。グループが少人数であればほかのメンバーについても説明できるようにしておきましょう。
ちなみに、私はほかのメンバーの役割をうまく説明できず、それが原因かわかりませんが落とされました笑 みなさんはしっかり準備して面接にのぞんでください!
3.最終的にどのようなことを得られたか
話のまとめ方としては、「どのような結果を得られたか」や「どのようなことを学んだか」で締めるのがベターです。そのエピソードでよい結果を得られなかったとしても、その体験によって得た教訓を話せれば大丈夫です。私の場合は、グループで書いた論文は平凡な結果でしたが、
「個人で書くよりもグループで書く方がよい論文に仕上がり、グループで力を合わせることの重要さを学びました!」
のような感じでまとめていました。よい結果が得られればもちろんそれをアピールするべきですが、あくまでグループとしての結果として話すように心がけましょう。就職活動中は自分をよく見せようと考えてしまうので、自分の成果のように話さないようにしましょう。また、「他のメンバーは何もしない人ばかりだったので、自分ひとりでがんばってよい結果を得られました」のようなエピソードもダメです。本人は自分の能力の高さをアピールしているつもりだと思いますが、他のメンバーを悪く言う人と一緒に働きたいと思う人はいないでしょう。この場合は、他のメンバーにやる気を出してもらうためにどのような工夫をしたか、という視点でまとめる方が面接官の評価は高くなります。面接官がどのように考えているかを踏まえてエピソードを話すようにしましょう。
おまけ(面接での戦略)
最後におまけとして私の考えた戦略を紹介します笑
その戦略とは、エピソードの完成度を80%くらいにとどめる、です。これを聞いた方は、「なぜ100%にしないの?」と思うでしょう。もちろん80%にするのには理由があります。それは、質問が想定できるということです。最初から100%のつもりでエピソードを話しても、実際には面接では必ず質問を受けます。自分はすべて話したつもりでも、面接官から質問をされてしまうと途端に戸惑ってしまう方が多いと思います。また、最初からすべて話そうとすると時間がかかってしまいますし、まとめるのが難しくなってしまいます。面接に対する不安から、できるだけ丁寧に説明しようと考えてしまいがちですが、要点をまとめて話した方が意外とうまくいくものです。
まとめ
今回は、私の経験をもとに、面接や履歴書でエピソードを説明するときのポイントを紹介しました。
1.何をがんばったか
2.自分はどのような役割だったか
3.最終的にどのようなことを得られたか
おまけ・・・最初はあえて80%くらいのつもりで話す
参考になればうれしいです。みなさんも面接がんばってください!