みなさん、こんにちは!今回は、「簿記は2級まで取るべきなのか?それとも3級で十分なのか?」について、私の意見を書いていきたいと思います。
私は2級まで取りました。個人的には、経理部門や投資に興味がある人は簿記は2級まで取る方がよいと思います!
目次
1.日商簿記2級まで取るメリット
①経理部門を希望するなら3級だと不十分
2級まで取得することの一番大きなメリットは、経理部門への希望が通りやすくなることです。経理部門の従業員として評価されるポイントは、たいていの場合は資格と実務経験です。よって、実務経験がない場合は資格を取得してアピールするのが有効になります。経理職へのアピールとして考えるのであれば、より難易度の高い2級の方が評価されます。実際、転職サイトで経理関連の募集を見ると、対象が「日商簿記2級をお持ちの方」であったり、「日商簿記2級優遇」と記載があったりします。他にも、未経験でも資格保有者歓迎という募集もあり、経理職にとっては日商簿記の資格は必須級です。資格をアピールするのであれば、2級まで取得する方がよいでしょう。
実際、私は2級まで取得していたためか、新卒後経理部門に配属されました。
②会計の知識がさらに身につく
3級よりも2級の方が当然難易度が高くなりますが、2級を勉強することでさらにハイレベルな会計の知識が身につきます。3級では個人や小規模な企業の会計が中心となりますが、2級の試験範囲はより多くの企業の実務に近い内容になります。
2級は難しくなりますが、その分専門的な知識が身につきます!
2.日商簿記3級までで十分?
①当然3級よりも難しい
3級よりも2級の方が難しいため、3級に合格できたからと言って2級も合格できるとは限りません。特に近年は難易度が上がっているため、2級を取るためには数か月~半年程度の勉強時間を見込む必要があります。また、難易度が高いと通信教育やスクーリングの利用も検討したいですが、その分お金がかかってしまいます。
2級の取得には時間やお金がかかってしまうのが難点ですね。
②経理に興味がないのであればメリットが薄い
上述した通り、2級を取ると経理職では大きなアピールポイントになりますが、経理に興味がない人にとっては2級を取ってもさほどメリットがありません。むしろ、経理の仕事をやりたくないのに、2級を取得してしまったために経理に配属されてしまうリスクが生じてしまいます。「日商簿記2級=経理職」というイメージが強いので、経理に関心がない人は2級まで取得しなくてもよいでしょう。
まとめ
今回は、「簿記は2級まで取るべきなのか?それとも3級で十分なのか?」について、私の意見を書いていきました。
・経理職を希望する方や専門的な経理の知識を勉強したい方は2級まで取るべき!
・勉強する時間がない人や経理職を希望しない人は無理して2級を取得しなくてもよいと思います。
以上、参考になれば幸いです。